「怒りっぽい」「不安」「自信がない」は、「性格」の問題ではない:『気分の9割は血糖値/小池雅美』

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ずっと「性格の違い」だと思っていたのに

昔から、イライラしている人、ピリピリしている人が苦手だ。
全くの他人が怒られているようなシーンに出くわすだけでも、ストレスを感じてしまう。

その一方で、自分は子どもの頃から心配性だったり、自信がない傾向が強いことを自覚している。

今までずっと、それらは「性格の違い」だと思っていた。
でも、実は決してそうではないということや、科学的に改善・対処できるということを示してくれたのが、この本だ。

抜き書きメモ
(※個人的なメモのため、一字一句が本文と同一ではありません)

血糖値は私たちが想像する以上に、心や体と深くかかわっているのです。

血糖値が乱れると自律神経が乱れますし、自律神経が乱れると血糖値も乱れてしまいます。

血糖をうまくコントロールできず、交感神経優位になり、アドレナリン・ノルアドレナリンが絶え間なく出ているということは、体が生命の危機を感じ、いつ襲われるかとずっと緊張して身構えているような状態ということです。

自律神経が乱れている時には、感情が先に溢れ出してしまい、真っ当な状況判断ができなくなることがあります。

小さなことで怒り出す人、いつも何かにイライラしている人、情緒不安定ですぐ泣き出す人…。あなたの周りにそんな面倒くさい性格の人はいませんか。実はこれらはその人の生まれ持った「性格」ではなく、自律神経の乱れから起こる症状なのです。

人格・性格とはその人の自律神経の状態の表れです。自律神経の反応がそのまま攻撃や防御反応となり、メンタルに反映されてしまうのです。

まず血糖をコントロールすることが自律神経を整え、心と体の負担を軽減させる手段。

血糖値を安定させれば、自律神経も自動的に安定します。

糖質欲求の背景には、鉄不足が隠れている可能性があります。

チョコレートに含まれるカフェインは、意外と見落とされがちですが、特にカカオ含有量の多いチョコレートでは、その量も増加します。

糖質は、基本的にごはんでとりましょう。

鉄欠乏を解消すると甘いものに対する渇望は収まってきます。

血糖コントロールを成功させるには、まず胃腸がしっかり働いていることが前提です。

まず意識したいのは、ゆっくりよく噛んで食べること。これによって消化が助けられるだけでなく、血糖値の急上昇も防ぐことができます。

糖質制限が本当に適している人はそれほど多くない。

少し立ち止まって考えてみてください。自分の健康や幸福を犠牲にしてまで、しなければならない仕事が本当にあるでしょうか。その仕事は本当に自分の人生や健康を差し出さなければ成立しないような仕事なのでしょうか。家族を巻き込んでまで、達成しなければならないプロジェクトなのでしょうか。

「寒さ」を感じるだけで血糖値は乱れる。日常生活で意識しておくべき環境ストレスの1つが「寒さ」です。寒さは人間にとって、本質的に「命の危機」と認識されるストレスです。寒さを感じると体温を作るために交感神経が刺激され、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。

寒さによる健康被害は、私たちが思っている以上に深刻です。寒い季節には、トイレや脱衣所にも暖房を設置するなど、家全体の温度差をなくす工夫が必要です。

上半身は暑く、足元は冷えるというアンバランスな体温調節は、自律神経にとって強い負荷になります。

冬場に室温が上がらないと感じる時は、湿度を上げるだけで体感温度がかなり変わります。

筋肉量が多ければ多いほど、血糖の乱れに強く、仕事のパフォーマンスも安定します。自律神経も安定しやすく、メンタルの浮き沈みも少なくなります。

人はストレスを感じたり、敵意にさらされたりすると、自然と背中を丸め、胸が縮こまる姿勢になります。反対に、胸と腕をしっかり開いて深く息を吸うと、「もう大丈夫だ」というサインが体に届きます。

血糖コントロールによって自律神経が安定してからは、失敗してもほとんど動じなくなりました。「うまくいかなかったら、次の作戦を立て直せばいい」。そう思えるようになってからは、むしろ失敗する自分すら少し誇らしく思えるほどです。最近では、何かやらかした時は「さて、これをどこでネタに使おうか」と考えるようになりました。「やらかし=ネタになる」と捉えることができれば、その経験は成功でしかないのです。

結局のところ、物事は「どう捉えるか」が全てです。つまり、自律神経をどう動かしていくかということでもあります。

血糖を制する者は、仕事を制す。

空腹時のカフェイン摂取はアドレナリンの急上昇を引き起こし、交感神経が過剰に刺激されることで、イライラや攻撃性かま高まりやすくなります。

怒りっぽさは必ずしも人格の問題ではなく、生理的状態の反映であることが多い。つまり「性格ではなく症状」なのです。

血糖値が安定し、自律神経が整っていると、突発的なトラブルや理不尽な状況に対しても、冷静に対応できる心理状態を保つことができます。

血糖値が乱れている時には、低血糖に対処しようとしてアドレナリンが分泌され、感情が不安定になります。その結果、思考が狭まり、視野が狭くなりがちです。血糖コントロールができていれば、自律神経も安定して選択肢は自然と見えてきます。

不安や自己肯定感の低さは「性格ではなく症状」。

あとがき

早速、空腹時にコーヒーを飲まないように心がけたり、よく噛んで食事をするように意識をしてみた。

日々のストレスが少しずつでも改善されれば、最も重要な資産である「健康」にも大きな好影響があるはず。
「良い習慣化」のきっかけにしたい1冊です。

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この記事を書いた人


40代前半サラリーマン|HSPでも大企業を渡り歩いてサイドFIRE目前|1児(2歳男児)のパパで育休経験者|趣味は読書(年間200冊超)、旅、育児
【Twitter】@tabihonkoe
【Note】https://note.com/yuki423

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