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稚内ひとり旅

2022年9月19日

いだゆ

長野県出身。関東圏で働くサラリーマン。
明治大学を卒業後、オンワード樫山、ジョンソン・エンド・ジョンソン等に勤務。
趣味は読書(年間200冊ほど)、旅、犬猫。
【Twitter】@tabihonkoe
【Note】https://note.com/yuki423

1日目(宗谷岬・海鮮丼・セイコーマート)

ANAの「トクたびマイル」で稚内へ

近々で失効してしまうマイルがあったので、ANAの「トクたびマイル」を利用して、人生初の稚内へ行くことにした。

もともと、日本の最北端とはどんな所なんだろうと、漠然と興味があった場所だ。

 

往復の便の関係で、滞在時間は約24時間。

日本最北端の地に行くということを考えると、まあまあの弾丸旅だ。

 

羽田から稚内空港に到着すると、天候はあいにくの雨。

事前にレンタカーの予約が全く取れなかったため、まず稚内空港からバスに乗り、宗谷岬へ。

最初にして、この旅で1番のメインイベントだ。

 

日本最北端の地

空港からは確か30〜40分ほどで宗谷岬に到着。

ちなみに途中で一度、宗谷丘陵で、「撮影タイム」とバスを停めてくれた。

 

到着した最北端の地は、雨もあり物寂しい雰囲気だったが、この場所だとなぜかこれもまたいい。

ド定番の「日本最北端の地」のモニュメントを撮影し、しばし海を眺める。

「この海のすぐ向こうはもうロシアなのか」と思うと、なんだか不思議な感覚だった。

 

 

激ウマなホタテ塩ラーメン

その後、バスの出発まで少し時間があったので、岬にあったその名も「最北端」という食堂で、ホタテ塩ラーメンを食べた。

場所の特別感もあってか、これがめちゃくちゃ美味かった。

さらに、「柏屋」というお土産屋さんでイカ入りかまぼこを買い、海を眺めながら食べた。

※食べログ「最北端」

 

余談だが、この柏屋さんで、「最北端到達証明書」というお土産が売っているらしい。

事前にガイドブックか何かで見て、買おうと思っていたのに、食の方に気を取られてすっかり忘れていた・・。

 

そして稚内駅行きのバスに乗車。

料金は2000円で、1万円札を出すと、「え、マジで?こまいの無い?」と運転手さん。

どうやらお釣りの千円札がないとのこと。

(決して嫌な感じではなく、めちゃくちゃフランク)

地方では、お釣りが無い時に備えて千円札や小銭を持ち歩かないといけないですね。

ちなみにその後、他の乗客の方が払った千円札で無事お釣りができました。

 

稚内駅へ

そんなこんなで、無事に稚内駅に到着。

駅はお土産屋さんや映画館、飲食店が併設された造り。

 

本日の宿泊は、稚内駅から徒歩2分ほどのサフィールホテル。

前身はANAクラウンプラザだったそう。

チェックインを済ませ、部屋に荷物を置いて、稚内の街に繰り出した。

 

まずは夕食をどこにしよう。

事前に食べログを調べて興味のあった「竹ちゃん」というお店は、行ってみると店前に待っている人たちが。

雨だし、並んでまで食べるのはちょっとな・・、と思い、残念ながらここはスルー。

次に興味のあった「蝦夷の里」というお店に行ってみるも、本日は予約でいっぱいとのこと。

 

絶品の海鮮丼

3番目に気になっていた「うろこ亭」というお店に行き、ようやく夕食にありつけた。

イチオシだという「ムラサキウニ・うろこ市丼」を注文。

ウニを筆頭に、全てのネタが美味しかった。さすが北海道。

※食べログ「うろこ亭」

 

名物ローカルコンビニ「セイコーマート」

ホテルへの帰り道で、セイコーマートに寄る。北海道といえばセイコーマートだ。

その中でも「ホットシェフ」という店内調理の食べ物が良いと聞いていたので、ラーメン・蒲鉾・海鮮丼を食べた後ながら、誘惑に負けついカツ丼を買ってしまった。

 

部屋に戻り、カツ丼と網走ビールの夜食を食べ、明日に備えて就寝。

稚内弾丸旅1日目は、こうして順調に幕を閉じた。

 

2日目(野生の鹿・樺太食堂・ノシャップ岬)

街なかに普通に鹿がいる

一夜明け、稚内弾丸旅2日目。

2日目にして最終日だ。15時過ぎの便なので、14時には空港に到着していなければならない。

 

宿泊したサフィールホテルさんはとても快適だった。

室内の写真を取り忘れてしまったので、ロビーと外観だけ。

サフィールホテル稚内 公式HP

 

まずは、昨夜食べログで見て気になった「樺太食堂」さんへ向かう。

Googleマップで調べると、ホテルからは徒歩で1時間程度と出たが、バスの本数も少ないし、せっかくの旅行なので歩いて向かうことにした。

旅先ではできる限り歩きたい。徒歩が圧倒的に発見が多いからだ。海外に行くと、1日3万歩を超えることもザラだ。

 

道中、ホテルの隣りにあった「稚内港北防波堤ドーム」に立ち寄る。

歴史を感じさせる、雄大な建築物だった。

 

海沿いをのんびり歩きながら向かっていると、途中で突然、至近距離に鹿たちに遭遇した。

動物園で見るより近いこの距離の道端で、普通に暮らしている。さすが北海道。

 

極上のウニ丼(樺太食堂)

樺太食堂さんに到着。

壁や天井一面に、お客さんの手書きコメントが貼ってある。

昨夜の海鮮丼とカツ丼がまだ胃に残っており、残念ながらお腹は減っていなかったため、少し軽めの「生うにホタテ丼」を注文。

 

これもまた感動的に美味かった。

たぶん、ウニ嫌いな人でも好きになってしまうんじゃないか、と思うほど。

地元・宗谷産だという2種類のホタテ(生とヅケ)も抜群に美味しかった。

食べログ「樺太食堂」

 

美しい「ノシャップ岬」

店を出て徒歩数分で、ノシャップ岬に到着。

夕焼けが抜群に美しいそうだが、残念ながら旅程の都合上、昼間の訪問となった。

それでも眼前に海一面が広がる岬はとても美しかった。

 

この場所でとても好きなタイプの柴犬に遭遇。

笑顔を向けてくれたので1枚撮らせて頂きました。

 

ノシャップ岬を出て、そろそろ稚内駅に戻ろうと歩いていると、向こうから野良猫が。

この猫がまためちゃくちゃ人懐っこくて可愛かった。

 

帰路(稚内駅〜空港)

猫と別れ、稚内駅に到着。

空港バスの時間まで、お昼でも食べようかと思い、事前に調べていた「デノーズ」というお店に向かうが、店前に待ちの人たちが。

昨夜に続き、雨の中並ぶのもなあ・・・、と思い、断念。

 

空港バスまで少し時間があったので、駅前の商店街を少し散策。

日曜だというのに、ほとんどのお店が閉まっていて、少し寂しい雰囲気。

それでも、ロシア語の看板があったりと、「稚内ならでは」といった雰囲気がして、良い思い出になった。

 

駅でお土産を買い、空港バスで空港へ。

最後にホタテ塩ラーメンを食べようと、空港のレストランに入ったのだが、残念ながら時間帯的にやっていないとのこと。

稚内最後の食事としてカレーを食し、羽田行きの飛行機に乗り込んだ。

 

こうして、稚内弾丸旅は無事に幕を下ろしました。

24時間でも十分すぎるほど楽しめました!

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